(2017年に卵詰まり“卵秘”を患った雌鶏さんがペット病院を受診、レントゲン撮影)
(卵詰まり“卵秘”を患った雌鶏さんがペット病院から貰った薬を服用して治療)
(2019年にバンブルフットを患った雄鶏くんを獣医さんに診て貰い治療を開始)
ニワトリを診て下さるペット病院が少ない!
私自身がニワトリをペットとして飼育しています。そして、飼育を始めたころに「体調不良のニワトリを診て頂けますか?」の問い合わせに、診察を断られる経験を何度もしました。ペットとして認知度がある犬と猫を診てくれるペット病院は多いです。「犬と猫のほかに、インコなどの小鳥なら診察をしますよ」という感じですね。そして、残念ながら多くのペット病院と獣医さんに「ニワトリは家畜だから」という意識があると思います(苦笑)。ニワトリ飼育で困るのは、診察をしてくれる動物病院探しです。
私は、自動車で通える距離にニワトリを治療して下さるペット病院を探せました。自分で対処できないニワトリの怪我や病気でお世話になっています。冒頭写真は、我が家のニワトリ達を診て貰ったときのものです。鶏に詳しい獣医さん、適切な治療薬を処方して下さるペット病院を見つけられればイザというときに安心ですね。本Webページがニワトリ飼育の参考になると良いです。ちなみに、大まかに西(九州)から東(北海道)の順番になっております。
本Webページに掲載した情報は、コッコ仲間こぶ平さんのブログからの転載です(文言の改変あり)。きっかけは、こぶ平さんのブログ運営会社が2019年末にサービスを終えることでした。「とても有益な病院情報に助かった方が多いです」と新ブログ移行への期待をご連絡したところ、私のWebページでも情報提供する流れとなりました。
吉塚ペットクリニック
福岡県福岡市の病院です。診療対象動物に「にわとり」と記載があります。遊さん家のチャボ雌鶏、白ちゃんがお世話になった動物病院です。体調不良になった白ちゃんを掛り付け獣医さんに診て貰ったところ「原因が分からないから十分な検査ができる病院へ」と紹介された動物病院とのこと。高度な設備で検査をしたところ白血病だと分かり、12日間の入院治療を受けて退院できました。入院前に食事を受け付けなかった白ちゃんは、食欲旺盛で急回復中とのことです。学校飼育の大きなニワトリも診察と治療をしているそうです。(コッコ仲間の遊さんからの情報)
吉塚ペットクリニックのホームページ:http://www.yoshizuka-petclinic.com/
オークどうぶつ病院
福岡県福岡市に2ヶ所ある動物病院です。イッコ*ニコさん家のポリスブラウンの雄鶏、コッぴーくんがお世話になった動物病院です。「特にニワトリに詳しいという訳ではありませんが、犬猫以外も様々な動物を診察してくれます。年末年始以外は開いている動物病院です。9時から18時までで、その中で12時から16時が手術、往診時間になっています。薬の受け取りだけならいつでも大丈夫でした。我が家のコッぴーも西区豊浜の方で診察してもらっていました。」(コッコ仲間のイッコ*ニコさんからの情報)
オークどうぶつ病院のホームページ:http://www.oak-animal.com/
ナイル動物病院
大阪府豊中市の病院です。ホームページに「エキゾチック動物の診療」と記載があります。以前に「にわとり」の表示もあったようですが、削除されたようです。いろいろな動物を診ている病院なので、現在でもニワトリの診察に対応して貰える可能性が高いです。(コッコ仲間のみほさんからの情報)
ナイル動物病院のホームページ:http://www.nile-hospital.com/
シートン動物病院
新潟県新発田市の病院です。にわとりに詳しい獣医さんがいらっしゃるとのこと。ホームページの診察動物に「にわとり」が明記されているのが心強いです。そして、とても親切に診察をしてくれるそうですよ。きれいな病院です。(kayoさんからの情報)
シートン動物病院のホームページ:http://www.seton-ah.com/
ひだか動物クリニック
神奈川県逗子市の病院です。予約が必要とのことですが「ニワトリを診て下さる」ようです。(おかざきさんからの情報)
ひだか動物クリニックのホームページ:http://www.hidaka-ac.net/index.html
むく動物病院
神奈川県鎌倉市の病院です。「岡崎おうはんの“ジャッコ”が羽を膨らませて口を開けてゼイゼイと息苦しそうにしていました。急きょ病院を受診すると、チアノーゼ状態に陥り、酸素吸入を受けました。先生から「お預かりしますが、回復の見込みは1割くらいだと思います」の診断です。2日間の半高濃度酸素室での治療を受けました。抗生物質・消炎剤の注射、ビタミンの投与を受けて回復に向ったジャコです。ジャッコと先生が頑張ってくれて、4日間の入院で自宅に帰ることができました。まだ全快したわけではありませんが、1割の可能性に賭け治療して下さった先生に感謝です。コッコやエキゾチックアニマルを診察してくださる希少な病院。本当に素晴らしい先生なので、皆さんにご紹介したくて投稿させて頂きました。」(おかざきさんからの情報)
むく動物病院の住所:〒247-0056 神奈川県鎌倉市大船6-9-25 Tel:0467-47-1604
むく動物病院の情報ページ:https://peraichi.com/landing_pages/view/mukudoubutubyouin/
横浜小鳥の病院
神奈川県横浜市の病院です。予約制ですが、急病に場合はその日に診てくれるそうです。横浜近郊の方は、本病院にかかっている方が多いのでしょう。雑誌やTVで見掛けることがある有名な動物病院です。ニワニワさん家のチャチャちゃんは、ここで手術を受けました。今いるチョコちゃんも健康診断を受けているそうです。(ニワニワさんからの情報)
横浜小鳥の病院のホームページ:https://yokohamabirdclinic.jp/
恵比寿 小動物と小鳥の動物病院
東京都恵比寿の病院のようです。ホームページの診察動物に「にわとり」が明記されているのが心強いです。チャケママさん家のチャケちゃんはこの動物病院で手術を受けました。残念な事にガンの転移で術後1年で亡くなってしまいました。しかしながら、動物病院の先生のおかげで延命ができたようです。雄鶏さんを飼っていらっしゃる先生なので鶏にも詳しいようです。チャケちゃんの手術のとき、先生が飼われている愛鶏の血を輸血して下さったそうです。すごい獣医さんですね。(チャケママさんからの情報)
恵比寿 小動物と小鳥の動物病院のホームページ:http://ebis-bird.com/
鳥獣ペットクリニック
東京都練馬区の鳥類専門医院です。鳥類なら何でも(鷲でもペンギンでも)診察できるベテラン女医さんでとても頼りになります。(くーさんからの情報)
鳥獣ペットクリニックのクチコミ:https://inkosuki.info/comu/hospital_comu/998
南小岩ペットクリニック 医療サポートセンター
東京都江戸川の病院です。院長先生は、小学校のニワトリをよく診察されていたそうで、ニワトリのこともよくご存知です。通常の西洋獣医学のほか、ホメオパシーというハーブや漢方などを使用する自然自己治癒療法も施術している病院です。名古屋コーチンの雌鶏、琥珀がお世話になったこの病院を東京東部のこっこ仲間さんに紹介しました。院長先生(女性)とスタッフさんはとても親切で丁寧です。「具合が悪いと思ったら、迷わずにいつでもすぐに連れていらっしゃい」と言って下さり、泣きそうになりました。都内ですが、ありがたいことに2〜3台分の駐車場があります。電話してから行かれると良いと思います。(たりぬままさんからの情報)
南小岩ペットクリニックを利用された方から「抗生物質などの西洋医学よりもホメオパシー治療に重点をおく病院でした。ホメオパシー治療を希望される場合以外は、ほかの病院を利用するのが良いと感じました。」との情報がありました。
南小岩ペットクリニック 医療サポートセンターのホームページ:
http://minamikoiwa-pc.ciao.jp/
あらい犬・猫・鳥の病院
埼玉県熊谷市の病院です。「埼玉県北部、群馬県エリアでニワトリを診てくれる貴重な病院です。埼玉県熊谷市上之(かみの)にあります。」「埼玉と群馬の獣医師会本部、熊谷の家畜保健所などに合わせて数十件の電話しても見つからなかった“にわとりを診てくれるペット病院”でした。大手ペットセンターに照会したことで、やっと“あらい犬・猫・鳥の病院”を見つけられました。」「コケ子の様子がおかしくなった初診の日、いきなり集中治療室にそのまま入院しました。酸素テント、保温、投薬、腹腔穿刺による抜水などをしていただきました。手術も可能です。麻酔は吸入で行うそうです。ホルモン治療(投薬、注射、マイクロチップ)対応可能です。」(病院情報を頂いた方からのコメント)
あらい犬・猫・鳥の病院のホームページ:https://arai-inunekotori-ah.com/
バードクリニック 金坂動物病院
千葉県千葉市緑区の病院です。鶏の診察と治療に対応して貰えます。通院して診察をしていない動物のメール相談を受け付けていないようです。(にわとこさんからの情報)
ニワトリのバンブルフット、卵秘(卵詰まり)の治療をして貰いました。鶏の治療にも詳しい獣医さんだと思います。(病院情報を頂いた方からのコメント)
バードクリニック金坂動物病院のホームページ:http://bckanesaka.com/home1/
small animal clinic(エキゾチックアニマル専門動物病院)
千葉県千葉市中央区の病院です。診察動物に鳥類が記されていました。ニワトリの診察・治療に対応してもらえます。「体調不良の雄鶏の診察と、鳥インフルエンザの事前検査、点滴治療に掛かった費用が6,600円でした。国内で鳥インフルエンザ感染報道があったことと、雄鶏の病状から事前の検査が必要だったようです。ちなみに、鳥インフルエンザの検査は、ニワトリのお尻に綿棒を入れて検体を採取します。5分後に“陰性”の結果が分かり、診察と治療を受けられました。」とのことです。( Yagi Hiroyuki ピヨチャンネルさんからの情報)
ニワトリのバンブルフット、卵秘(卵詰まり)の治療をして貰いました。鶏の治療にも詳しい獣医さんだと思います。(病院情報を頂いた方からのコメント)
small animal clinicのホームページ:https://www.small-animal.net/
千葉動物医療センター
千葉県袖ケ浦市の病院です。ニワトリの診察と治療・入院に対応、夜間でも診察して貰える24時間診療の動物病院です。「喧嘩で瀕死の重傷を負った雄鶏のために、夜に千葉県と東京都の10ヶ所ほどの病院に電話を掛けて見付けた病院です。診察のあと、痛み止めの注射、化膿止めの抗生物質の注射をしてもらった治療費は、1万5千円強でした。夜間の緊急治療ということで割高かも知れません。東京ドイツ村の近くです。」とのことです。( Yagi Hiroyuki ピヨチャンネルさんからの情報)
千葉動物医療センターのホームページ:https://99chiba.com/
はらのまち動物病院
宮城県仙台市の病院です。ホームページの診察動物に「家禽」(鳥類に属するニワトリなどの家畜)と明記されているのが心強いです。「耳耳(みみ)が不調の時に受診しました。にわとりの手術もしてくださるとのことです。」(コッコ仲間のこぶ平さんからの情報)
はらのまち動物病院のホームページ:https://www.small-animal.com/
みやぎ小鳥のクリニック
宮城県仙台市の病院です。20年の実績がある“はらのまち動物病院”の隣に併設された鳥類専門のクリニック。ホームページの診察動物に「家禽(ニワトリ、ウズラ等)」と明記されているのが心強いです。
「我が家の剛ちゃんを最後に診て頂いた病院です。はらのまち動物病院(普通の動物病院)も運営されておりますが、小鳥専門の部門が併設されました。2つの動物病院の入り口は別々です。そして、当病院内部は鳥好きにはたまらない作りになっております。ニワトリを診察してくれるペット病院は少ないです。そして、最新の医療というか、やれる限りの処置をしてくれる病院は大変少ないです。それをやってくれるペット病院です。」(コッコ仲間のこぶ平さんからの情報)
「本病院を探し出して、急激に病状が悪化した剛ちゃんを診て頂きました。専門の獣医さんですから、適切な処置をして頂けてとても安心できました。治療の結果、2度の手術をしました。細胞検査の結果が悪性のガンであったために助ける事が出来なかったのですが、飼い主の私に絶望感を与えないように最善を尽くして下さいました。」(コッコ仲間のこぶ平さんからの情報)
1度目の手術は、パックリと外部に開いてしまったソノウと皮膚の縫合しました。ガンの増殖で食事が不可能になると判断した先生が2度目の手術で人間でいう“胃ろう”の処置をしてくださいました。にわとりに胃ろう?と、びっくりの処置でした。チューブからの食事だから飼い主の手間や剛ちゃんへの負担があります。しかし、何も手を尽くしてくれなかったら、それは絶望でしかありません。結果としてガンに勝てなかったけど、やれる処置があり、栄養が十分にとれるならこのまま生き続けられますとの先生の言葉が何よりも安心と希望を与えてくれました。(コッコ仲間のこぶ平さんからの情報)
みやぎ小鳥のクリニックのホームページ:http://仙台小鳥動物病院.com/
仙台動物医療センター(旧・若林救急動物病院)
宮城県仙台市の病院です。現在は救急病院ではないようです。「おくさんとさるきんがお世話になりました。耳耳も薬を頂いております。救急病院なので夜間も受診できます。残念な事に、ニワトリに詳しい先生はいらっしゃらないので手術などの難しい治療ができないようです。ウィル動物病院も同じ系列なのでそちらでも同様の治療が受けられると思います。抗生物質など、お薬の処方をしてもらえます。怪我なら診察して貰えると思います。」(コッコ仲間のこぶ平さんからの情報)
仙台動物医療センターのホームページ:http://animal-99.com/hospital/sendai.html
ポックル動物病院
北海道札幌市の病院です。ホームページの診察動物に「家禽類(ニワトリ、ウズラなど)」と明記されているのが心強いです。ニワトリの治療にも詳しい凄腕の獣医さんがいるようです。エキゾチックアニマルもご専門なので犬猫以外も診て頂けるようです。
ポックル動物病院のホームページ:https://pokkur-ah.com/
人と鳥の健康研究所
北海道網走市の家禽(鳥類に属するニワトリなどの家畜)専門の病院です。ネット掲示板やメールでの問い合わせにアドバイスを頂けます。そして、ペット病院を探されている方にニワトリを診察できる近くの獣医さんを案内して下さるそうです。便の検査キッドの送付もして下さるので、心配事があったら相談するといいです。人と鳥の健康研究所の掲示板に質問できます。そして、他の方からの質問に(ご自分の経験から)アドバイスして頂くと喜ばれます。川崎先生は、にわとりを専門に研究されている獣医さんです。とても適切なアドバイスを頂けます。地理的に診察を受けられなくても心強いです。
人と鳥の健康研究所のホームページ:http://www.avianmed.jp/
中川美穂子先生(学校飼育動物を考えるHP運営)
子供がニワトリを飼育するのに、分かりやすく説明された“にわとり ペット119番”の著者でもある中川美穂子先生です。飼育するニワトリの相談に、メールでも対応して下さるそうです。(コッコ仲間のみたんさんからの情報)
中川美穂子先生のホームページ:http://www.vets.ne.jp/~school/pets/