
(日々の清掃を心掛け、ニワトリの飲み水を綺麗に保ちましょう!)

(飼い主としては綺麗な水を飲んで欲しいのだけど、ニワトリは水溜りが大好き)

(野鳥の糞が入りやすい屋外の水飲みは、頻繁に清掃しましょう)
ニワトリの水を綺麗に保ちましょう
飼料と共に、毎日、ニワトリは“水”を飲みます。 飲み水が古くなったり、容器が汚れたり、糞や土が入ると鶏もお腹を壊してしまいます。 汚れる前に容器を清掃して水も交換しましょう。 気温が高い夏季には、水や容器が汚れやすいです。 夏季には、毎日でも清掃して冷たい綺麗な水に入れ換えてあげたいですね。 綺麗な水に入れ換えてやると、鶏は喜んで飲みます(写真・上)
放し飼いの場合には、どうしても水溜りで飲んでしまいます(写真・中)。 本能なのか、地面に水が溜まっているのを放っておけないようですね(苦笑)。 ちゃんと綺麗な飲み水を用意してあげても水溜りの誘惑には勝てません。 仕方がないので、水溜りの水を飲んでもいいように庭を綺麗にしましょう。 放し飼いの場合には、「除草剤や農薬を使わない」や「車清掃の際に洗剤を土に染み込ませない」を徹底します。
屋外でニワトリを飼育する際、野鳥が入り込む場合には、糞に気をつけましょう。 ニワトリに用意した水は、野鳥にも有り難い飲み水です。 水を飲みながら糞を落としていくから要注意ですよ(写真・下)。 まあ、糞については、ニワトリ自身も水飲みにすることがあるから、野鳥に限らず“糞”には注意ですね。 とにかく糞を見付けたら直ぐに容器清掃と水交換をしましょう。
YouTube動画“お腹を鳴らすにわとりさん〜水を飲んで音が出る鶏親子〜”
次のURLです:https://youtu.be/PXw82ybWxMA
水をたくさん飲んで「ギュルギュルギュル〜」とお腹を鳴らす雄鶏君の映像です。

(ヒヨコ飼育には、小型で重さのある陶器の水飲みを使っています)

(中雛以降は、2リットルのサイホン式が成鶏になっても使えて便利ですよ)
ニワトリにお勧めの水飲み(容器)
我が家の成鶏達は、庭で放し飼いです。 スぺースの制限がないから、10リットルくらい水が入る大きな火鉢と洗面器に水を張って“水飲み”にしていますよ。 しかし、狭い段ボールハウスで育てるヒヨコ、1mサイズのケージで育てる中雛には、コンパクトな水飲みを使います。
生後1ヶ月くらいまでの“幼雛”は、電気を使った保温が必要だから屋内の段ボールハウスで育てています(写真・上)。 小さいヒヨコといえども、ニワトリの足をカキカキする習性から、水飲みや餌入れをひっくり返してしまいますよ。 水飲みをひっくり返されるとビショビショに濡れて大惨事です(苦笑)。 対策として、私は簡単に倒れない重い陶器製の水飲みを使っています。 水を満タンに詰めれば、重量は1Kgほどになり、ヒヨコちゃんが頑張って蹴飛ばしても倒れません。
生後1ヶ月を過ぎた“中雛”以降は、保温が要らなくなり、屋外の大きめなケージで育てます。 我が家の名古屋コーチンでいうと、カラスくらいの大きさになり、食べる量も飲む水もグンと増えますよ。 1羽なら、幼雛時代の陶器製水飲みでも足りるかも知れませんが、2羽や3羽以上になると、あっという間に空になってしまいます。 そこで、水が2リットル入るサイホン式水飲みを使います(写真・下)。 飲んだ分だけ、上部タンクから水飲み部分に継ぎ足されますよ。 タンク部が逆さになっていて汚れにくく、水飲み部分の清掃も簡単でした。 十分な水が入るから、数羽なら成鶏になっても使えます。
足でカキカキやって飼料や糞を周辺に飛ばす行動は、ニワトリの習性です。 飲み水の中にも飼料や糞が入ってしまい、汚れることが日常茶飯事ですよ(苦笑)。 見た目が綺麗でも、毎日、容器を洗って水を交換してあげましょう。 この事は、餌の容器についても言えます。 とにかく、餌入れや飲み水を清潔に保ちましょう。