ニワトリの寄生虫で最も多いのは“トリサシダニ”

南関東にある“こーちんの庭”のニワトリ達は、4種類の害虫に悩まされています。 ニワトリを刺して吸血する“トリサシダニ”、“ワクモ”、“ニワトリヌカカ”と、お腹の中に寄生して栄養をとる“ニワトリ回虫”です。 何れも直ちにニワトリの生命を脅かす害虫ではありません。 しかしながら、痒さがストレスになったり、栄養を取られて貧血になったりしますから好ましくないでしょう(苦笑)。 根気よく対処しなければならないものもありますが、身近で入手できる殺虫剤や薬草で駆除できます。 害虫の被害が大きくならないうちに対処しましょう。

ニワトリに害を与える吸血虫や寄生虫は、早期発見が大事です。 早期発見&早期対策(駆除)を行えば、被害を最小限に抑えられます。 ちなみに、冒頭に「直ちに生命を脅かすことはない」と記しましたが、もともと病気や高齢で弱っているニワトリには致命的になり得ます。 弱っているからこそ、運動能力が低下して害虫被害に遭いやすいとも言えますね。 元気なニワトリでも、寄生虫を放置して数が増えてしまうと命に関わるから要注意です。

最も多い寄生虫(吸血)被害は、鶏の身体に住み着くトリサシダニでしょう。 暖かい季節には活発になりますが、鶏の羽毛や皮膚の暖かい場所に寄生する害虫だから冬季にも少なからず被害があります。 砂浴びや羽繕いによって健康な鶏なら寄生されても少数にとどまるトリサシダニは、それらをできない高齢ニワトリや病気のニワトリで被害が深刻です。 クチバシが届かず羽繕いできない肛門周りの羽毛にコロニーを作ることが多く、お尻を定期的にチェックするといいでしょう。

肛門の下にコロニーを作るトリサシダニ

トリサシダニの検査【お尻周りを中心にチェック】

トリサシダニは、屋外飼育のニワトリに付く吸血寄生虫です。 鶏の皮膚や羽毛に住み着きます。 鶏小屋や産箱、ケージに住み着いて吸血の際に鶏の体に移るワクモとは大きく生態が異なりますよ。 寄生した鶏の体で一生を過ごすトリサシダニの駆除は、小屋(寝床や産箱)を丸ごと駆除しなくてはならないワクモと比べると手間は掛かりません。 鶏のお尻周りだけで済むことがほとんどで、薬剤に弱く簡単に駆除できます。 鶏自身が体を自主的に駆除できる環境を整えるとともに、増えたトリサシダニを見付けたら飼い主が駆除してあげましょう。

なお、トリサシダニは、スズメやハト、ムクドリなどの身近な野鳥に寄生します。 鶏のヒヨコにはトリサシダニが寄生しておらず、野鳥との接触や近付いた際にうつされて増えます。 可能性が高いのは、屋外飼育で餌を盗み食いにきた野鳥が羽ばたいてトリサシダニが落ち、それが鶏の体に移ることでしょう。 ペットショップで購入したヒヨコにはトリサシダニが寄生しておらず、トリサシダニ被害は、(ずっと屋内飼育している)野鳥との接触のない鶏に発生しません。

トリサシダニの駆除は比較的簡単なのですが、野鳥からうつされてしまうので駆除を終えても再び発生するリスクがあります。 野鳥との接触機会のある屋外飼育では、日頃からのトリサシダニのチェックが欠かせません。

1、肛門の周りに砂が固まったようなトリサシダニのコロニーがないかをチェックする
2、砂や土は動かないが、注意深く見ているとトリサシダニは動くから判別が可能
3、通常、チェックは1週間に1回くらいで良い
4、雌鶏の見張りをして砂浴び回数が少ない“雄鶏”は、トリサシダニが増えやすい
5、“弱った”鶏や5歳を過ぎた“お年寄り”のニワトリは、トリサシダニが増えやすい
6、お年寄りや弱ったニワトリ、雄鶏は、お尻のほかに広範囲に寄生されることがある
7、元気な鶏は、少量のトリサシダニ寄生でも砂浴びなどで自力駆除することもある
8、大量に寄生された場合、チェックを3〜4日毎に行い駆除する(ダニが孵るサイクル)
9、駆除には犬猫向けのノミ・ダニ駆除殺虫スプレーを使う(ビニール手袋と作業着)
10、予めトリサシダニを水で洗い流すと、少量のスプレーで済むからニワトリにも安心
11、殺虫スプレーに強い卵が孵ったあと、2回目の駆除を軽く行う(1回目の3〜4日後)
12、トリサシダニ(卵を除く)は、市販のペット用殺虫スプレーに弱く簡単に死滅する
13、野鳥との接触のない屋内飼育のニワトリには、トリサシダニが発生しない

下記映像は、トリサシダニのチェック方法です。 お尻の周りや翼の下、足の付け根の羽毛を掻き分けてしっかりと検査しましょう。 そして、水洗いに次いでノミ・ダニ駆除殺虫スプレーを噴霧する映像を掲載しました。 映像を見て頂くと駆除方法が分かります。


YouTube動画“雄鶏君をなでる、そして身体のダニチェック〜スキンシップ”
次のURLです:https://youtu.be/PHpR2CseCo0
雄鶏とスキンシップを取りながら身体チェックする映像です。


YouTube動画“鶏のトリサシダニ退治〜殺虫&忌避スプレーで駆除〜”
次のURLです:https://youtu.be/bTaOjVTXuTs
雌鶏の肛門付近にできたトリサシダニのコロニーを駆除する映像です。

トリサシダニの生態【Web検索】

Web検索して得られた“全国家畜畜産物衛生指導協会”から発表された論文“IV. 鶏の寄生虫病と防除対策”(猪熊壽氏/村野多可子氏)から抜粋した内容を下記に掲載します。 「雄鶏は重症化しやすく、雌鶏は自然消滅することがある」というのは、私の飼育経験と一致します。 私は自由に砂浴びや日光浴を行い寄生虫を減らす習慣がある雌鶏と、そんな雌鶏を見守るために自分はあまりやらない雄鶏の違いだと思っています。
URL:http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/1330

ダニ目、中気門亜目、オオサシダニ科に属する。 成ダニでも体長は0.6-0.8mmとワクモよりさらに小型のダニである。 卵、幼ダニ、吸血前の第一若ダニは透明に近い白色、その後は吸血状態により鮮赤色、暗赤色、褐色などの体色となるが、ワクモと異なり第二若ダニは吸血しない。 卵から成ダニになるのに約1週間を要する。 主に鳥類に寄生・吸血するが、人にも一時的に寄生・吸血する。 産卵中の鶏や成雄鶏に寄生し若齢ひなではみられない。

全国的に寄生頻度は高く、晩秋から早春にかけて発生するダニであったが、ワクモと同様に年間を通して寄生が観察されるようになった。 寄生部位は雌鶏では総排泄腔周辺部が中心であるが、雄鶏は全身にわたる。 全生涯を鶏の体表上で過ごすため、昼夜を問わず吸血を繰り返す。

重度寄生の場合、ワクモと同様の症状を呈するが、死に至るのは雄鶏のみで雌鶏では寄生数が順次減少する。 防除方法はワクモに準じるが、トリサシダニの場合は鶏体、特に総排泄腔周辺部を中心に薬剤の散布や噴霧が必要である。 トリサシダニは、ワクモと比べ小型であり、鶏の肛門周囲から離れることが殆ど無く環境変化に比較的弱い。

ニワトリのダニ駆除の道具
(ニワトリに寄生したダニを駆除する道具、念のためダニが人に付かない対策をする)
トリサシダニ駆除に犬猫用スプレー
(ニワトリのトリサシダニを駆除するスプレーは、ペットに優しい犬猫用を使うとよい)

トリサシダニの駆除方法

トリサシダニが寄生するのは、主にニワトリの肛門周辺です。 冒頭映像のように砂をまぶしたようなコロニーができるほど増えてしまったトリサシダニを、水洗いのあとに殺虫スプレーを使って駆除しましょう。 病気や高齢で寝込んでしまったニワトリには、稀に広範囲にトリサシダニが寄生する場合があります。 しかし、多くの場合は、砂浴びや羽繕い、日光浴によってお尻周辺にしか寄生されません。 お尻周りのトリサシダニを駆除する手順を解説していきます。

使う道具は、“犬猫向けのノミ・ダニ駆除殺虫スプレー”、“ボロ切れ”、“汚れてもよい衣服(作業着)”、ダニに自分の手を刺されないための“ビニール手袋”です。 まず、肛門の周りの砂をまぶしたようにくっ付いて塊になった羽毛(コロニー)を水洗いします。 ビニール手袋を着用して洗います。 くっ付いた羽毛を揉みほぐすように、お尻周りにできたコロニーを解体するように洗って下さい。 砂の塊のようなコロニーを洗い流して、くっ付いた羽毛も解けたら、洗うのをやめてボロ切れでお尻周りの羽毛を拭きましょう。 本当にトリサシダニのコロニーだったなら、巣を壊された複数のトリサシダニが拭き終えた皮膚にいるはずです。 パニックになって慌ただしく動いているから、体長1mm以下のトリサシダニも容易に見付けられるでしょう。

水洗いのあとに動くトリサシダニを確認できたなら、残りを殺虫スプレーで駆除します。 犬猫向けスプレーであるからか、皮膚に殺虫スプレーをたくさん噴霧すると副作用でニワトリが不調になることがあります。 ささっと、満遍なく1ヶ所に集中しないように殺虫スプレーをコロニーのあった場所へ噴霧して下さい。 コロニーを壊されたトリサシダニが他へ逃げていますから、念のためにお腹や背中、翼の下(脇の下)、足の付け根に軽く噴射しておくといいでしょう。 お尻以外は、ニワトリ自身の砂浴びや羽繕いで駆除できますから、軽く噴霧するだけで良いと思います。

トリサシダニは、卵が孵って卵を産む成虫になるまでのライフサイクルが約10日間です。 そして卵の期間には、殺虫スプレーが効きません。 トリサシダニの卵が孵るのが2日間と言われていますから、1回目の駆除の3〜4日後に殺虫スプレーを軽く噴霧しておきましょう。 1回目の駆除を生き抜いたトリサシダニの卵は、孵化して幼体になっているはずです。 少しの殺虫スプレー噴霧で弱い幼体を全滅させられるでしょう。 1回目のようにコロニーはありませんから、水洗いは不要で殺虫スプレーの軽い噴霧だけでいいです。 トリサシダニを2回の駆除作業で完全に駆除できると思います。

【犬猫向けのノミ・ダニ駆除殺虫スプレー】
小鳥向けの殺虫スプレーがありますが、インコとニワトリとでは体格差が大きいから“犬猫向け”を使うといいです(小鳥とニワトリの体重差は100倍くらい?)。 しかしながら、犬猫向けは薬効が強く、噴霧の翌日に座り込むニワトリが過去にいました。 犬猫向けのドギーマン社製“ノックレン”は、スプレー噴霧でトリサシダニを瞬時に殺虫できますが、不調になるニワトリが多かったと記憶しています。 人が毛染めで体調不良になるのと似たメカニズムなのでしょう。 薬剤が皮膚から浸透してアレルギーを起こしたり、身体(肝臓)に負担を掛けるのかも知れません。 いっぽうでアース・バイオケミカル社製“殺虫・虫よけボディースプレー”は、薬効と身体ダメージとのバランスが良い殺虫スプレーだと思います。 ニワトリに使っても体調を崩す子はあまりいませんでした。 相性が良いのかも知れませんね。 大量に皮膚に噴霧すれば不調になるニワトリも出てくると思いますが、ノックレンに比べればニワトリに安全だといえます。

余談ですが、「トリサシダニ駆除にキンチョールを使っている」という方が稀にいます。 高齢の方で昔ながらの駆除方法なのでしょう。 目の前で見せて頂いたときは、軽くササッと吹きかけていました。 ペット向けの安心成分ではない強力な殺虫スプレーですから、扱いには要注意だといえますね。 トリサシダニの駆除は、薬効が弱くてもペット向け殺虫スプレーをお勧めします。

本Webページ製作にあたり、ドギーマン社製“ノックレン”を検索してみると、改良されていました。 現在“NEWノックレン ペットバリア ”という新しい商品名になっていて、2014年頃まで私が使っていた古い“ノックレン”とは異なります。 新商品を使ったことはありませんが、ニワトリに優しい成分になっているかも知れません。

【広範囲のトリサシダニ】
大切なニワトリが体調を崩すかもしれない殺虫スプレーを全身に噴霧することは避けたいのですが、広範囲のトリサシダニ寄生には止むを得ません。 上記のお尻周りに寄生された場合と同じ方法で駆除して下さい。 そして、顔の周りを避けて、トリサシダニを確認できた部位に軽く殺虫スプレーを噴射しましょう。 顔の周りに薬剤を使えませんから、濡れた布などで拭き取れるだけトリサシダニを取って下さい。 2度目の駆除は、3〜4日後です。 1度目の駆除でトリサシダニを確認できた部位に殺虫スプレーを軽く噴射しましょう(顔の周りへの噴霧を避ける)。 トリサシダニの卵が孵るのが約2日間です。 全ての卵が孵るはずの3日〜4日間おきに、ニワトリのトリサシダニ検査を行って経過観察しましょう。 トリサシダニが広範囲に寄生しても、薬剤に弱いことに変わりありません。 通常、2回の駆除作業でトリサシダニを完全駆除できるはずです。

砂浴びはダニを落とし体を清潔に保つ鶏の習慣
(湿った土を羽毛に練り込む“砂浴び”は、人の入浴と同じ体を清潔に保つ習慣)
若く健康なニワトリは豪快に砂浴びをする
(若く健康なニワトリは、豪快に砂浴びをするからダニや寄生虫を寄せ付けない)
日光浴はダニなどを追い払うニワトリの習慣
(日光浴は、強い陽射しに羽毛を干してダニや寄生虫を追い払うニワトリの習慣)
羽繕いはダニなどの寄生虫を駆除する習慣
(羽繕いは羽毛の汚れを落とすほか、ダニなどの寄生虫を駆除する習慣でもある)

にわとりは寄生虫を自力駆除する

ニワトリに限らず、野鳥を含めた鳥類は、様々な方法で体に住み着いた寄生虫を自力駆除する術を身につけています。 砂浴び、日光浴、羽繕いは、トリサシダニや他の吸血寄生虫、体の汚れを落とす日常習慣です。 雄鶏を除いて、健康なニワトリにトリサシダニが余り増えない理由ですね。 これらの習慣をやれる環境を整えてあげると良いでしょう。 ニワトリ自身が自主的にトリサシダニや吸血寄生虫を駆除できるならば、健康を害するかも知れない駆除スプレーを使わずに済みます。

【砂浴び】
最もトリサシダニに効果的な鶏の習慣は、砂浴びです。 湿った土を羽毛や皮膚にすりつけて汚れや寄生虫を落とします。 お尻の周りに付いたウンチを綺麗に落とすのも砂浴びですよ。 人の“入浴”や“体を洗う”習慣と同じですね。 そして、若くて健康的な雌鶏にトリサシダニが増えないのは、思いっきり砂浴びをやっているからだと考えます。 いっぽうで、砂浴びをする雌鶏達を外敵から見守ることが多い雄鶏は、自身が余り砂浴びをやりません。 雌鶏さんの安全を優先して、砂浴びの時に直立不動で周囲を警戒しているからです。

我が家の雄鶏を観察すると、皆無ではありませんが雌鶏の砂浴び回数の半分以下でした。 若くて元気な雄鶏にもトリサシダニが増殖するのは、砂浴び回数が少ないことが理由なのでしょう。 砂浴びは、トリサシダニなどの吸血寄生虫駆除に最も効果的なニワトリの習慣です。 晴れたとき、毎日でも砂浴びをやれるように湿った軟らかい土を半日陰に準備しておくと良いでしょう。 トリサシダニのような吸血寄生虫のみならず、ウンチなどの体に付いた汚れも砂浴びで綺麗に落とせます。 若く健康な雌鶏の場合、トリサシダニに寄生されても(その状態を放置しても)翌週には自力駆除していることがありますから、砂浴びは大切な習慣だといえますね。

高齢のニワトリや体調不良のニワトリは、体力が十分ではなく豪快に砂浴びをやれません。 力強く湿った土を羽毛に練り込めませんから、トリサシダニを十分に落とせず増殖を許してしまいます。 砂浴び回数の少ない雄鶏とともに、十分な砂浴びをやれないニワトリにトリサシダニを見付けたら、飼い主が駆除してやりましょう。

【日光浴】
効果が砂浴びに劣るものの、日光浴はトリサシダニを追い払うのに有効なニワトリの習慣です。 日光浴なら横になって翼を広げるだけだから、高齢のニワトリや体調不良のニワトリでも問題なくやれるでしょう。 放し飼いの我が家のニワトリ達を観察していると、理由を知りませんが日向を好みません。 フワフワの羽毛を着ているから、直射日光が当たると暑すぎるのかも知れませんね(笑)。 あるいは、日向は開けた場所ですから、カラスや猛禽類のような上空の外敵を警戒して避けている可能性もあります。 何れにしても、通常は木陰で昼寝をします。 日向で日光浴をするのは、確実に翼や羽毛を“虫干し”するとき。 だいたい20分から30分くらい、寝そべって翼を開いて直射日光に当てて寄生虫を追い払います。 虫干しのほか、日光浴は健康のためにも不可欠なのでしょう。 人間も日光浴をしないとビタミン不足になりますから、同じ理由です。 飼育するニワトリが日光浴できるように環境を整えてあげましょう。

日光浴についても、無防備な状態で陽に当たる雌鶏達を雄鶏が見守ることが多いです。 その結果、雄鶏自身は日光浴をあまりやりません。 雌鶏さんの安全を優先して、砂浴びと同様に直立不動で周囲を警戒しますよ。 雄鶏のトリサシダニ被害が深刻になりやすい理由だと考えます。

【羽繕い】
羽繕いは、トリサシダニのような吸血寄生虫を駆除する有効なニワトリの習慣です。 寄生虫駆除のみならず、羽毛の汚れを落とし、傷んだ羽の手入れもやりますよ。 お尻のうえにある“油壺”から出る“防滴油”を羽毛や翼に塗って雨天に備えるのも、羽繕いの役目ですね。 ニワトリのクチバシに血痕が付いていたらダニを駆除した証拠かも知れません。 トリサシダニのほか、ワクモ(ダニ)、ニワトリヌカカ(蚊)はニワトリを吸血する3大害虫です。 刺されて痒いニワトリがクチバシで羽繕いをして吸血虫を潰すと、虫が潰れて吸った血痕がクチバシに付着します。 クチバシが届かない肛門周辺にトリサシダニのコロニーができることから、それ以外の場所はクチバシで羽繕いして潰していると思われます。 そのことから、羽繕いも吸血寄生虫駆除に大きな効果があると考えていいでしょう。

食後に休んでいるとき、雨天で雨宿りをしているとき、ニワトリはよく羽繕いをします。 その際、高齢のニワトリや体調不良のニワトリは、不活発であまり羽繕いをやれていないかも知れません。 そのような場合、飼い主があまり羽繕いをあまりやれないニワトリのダニ検査をしてあげると良いでしょう。


YouTube動画“若雌鶏さんの砂浴び〜トリサシダニ駆除に豪快に土を浴びる〜”
次のURLです:https://youtu.be/8G4iaeWZuzo
若い雌鶏さんが元気に砂浴びをする映像、トリサシダニを自力で駆除します。


YouTube動画“ニワトリの日光浴〜名古屋コーチンの羽干し、雄鶏の警備〜”
次のURLです:https://youtu.be/asRfOUMbAvM
砂浴びとともに寄生虫対策に有効なのは“日光浴”、雄鶏はあまりやらない傾向。


YouTube動画“にわとりの羽繕い〜羽毛の手入れとダニ駆除、防滴油を塗る〜
次のURLです:https://youtu.be/0zqOMH_Ki9A
羽繕いもニワトリが体を清潔に保つ大事な習慣、トリサシダニを自力で駆除します。

【ワクモ】鶏小屋に巣食うダニ

トリサシダニと同じダニの仲間だけど、ニワトリの身体に直接寄生しません。 夜間に吸血する時だけ、ニワトリに移ります。 昼間、鶏小屋や産箱に作った巣(コロニー)に隠れて過ごします。 駆除は、鶏小屋を丸ごと洗浄する必要があり、隙間に隠れるから根気が要ります。

ニワトリを吸血するワクモの殺虫駆除(鶏小屋)

【ニワトリヌカカ】鶏を襲う小型の蚊

食卓で目にするショウジョウバエ(ゴマのハエ)と同じくらいの大きさの蚊です。 鶏を専門に吸血するニワトリヌカカは、ショウジョウバエと間違えやすく被害に気付きにくいです。 通常の蚊と同じく、蚊取り線香や殺虫スプレーで駆除します。

鶏を吸血する極小の蚊・ニワトリヌカカ

【鶏回虫】ニワトリの胃腸に寄生

鶏回虫は、ニワトリの体内に寄生します。 人間の回虫と同じく、ニワトリの胃腸に寄生して養分を摂りますよ。 回虫駆除には、人間にも効くヨモギを食べさせるといいでしょう。 昔から使われる虫下し薬もヨモギから抽出した成分ですから、効果は間違いありません。

ヨモギを食べさせ鶏回虫(線虫)を駆除

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