雌鶏に必要なカルシウム
(雌鶏さん向けにJAで購入した“牡蠣殻”は20Kg入りでした)
カルシウムには牡蠣殻
(鶏の配合飼料には、全体重量の3%以上の“カルシウム”が含まれていますよ)

配合飼料に“カルシウム”が含まれるけど、不足には牡蠣殻を与える

成鶏向けの配合飼料には、写真(下)のように“カルシウム”が含まれています。 カルシウムは、卵を産む雌鶏さんに必須の成分だからですよ。 我が家の名古屋コーチンは、採卵用に作られたニワトリです。 若い雌鶏さんは1年間に200個以上の卵を産みますから、毎日、体の中で卵の殻(カルシウム)を作らなければなりません。 名古屋コーチンに限らず、卵を産む雌鶏さんにはたくさんのカルシウムが必要です。

雌鶏さんにカルシウムが不足すると、正常に卵の殻を作れません。 ブヨブヨで柔らかい“軟卵”や、まったく殻がない黄身と白身だけの“殻なし卵”を産むようになります。 そればかりか、骨に含まれるカルシウムを卵に使おうと体が働くから“骨粗鬆症”になってしまいますよ。 産んだ卵の殻を突いて、カルシウム補充に食べることもあるそうです。

配合飼料にもカルシウムが含まれていますが、卵をたくさん産んだり、飼料に含まれる量だけでは足らない場合には、“カルシウム不足”になります。 雌鶏さんが軟卵や殻なし卵を産むようになったらカルシウムを補充してやりましょう。 カルシウム補充には、“牡蠣殻”がいいです。 人の手で砕けるくらいに柔らかい牡蠣の殻は、鶏向けの飼料になるくらいに適したお勧めのカルシウム源ですよ(写真・上)。

雌鶏さんに必要なカルシウムですが、「雄鶏が過剰摂取すると問題を起こす」との情報もあります。 しかしながら、配合飼料に含まれるカルシウムは、必要十分な量で問題ありません。 写真(上・右)のように、別途牡蠣殻を用意した場合にも、カルシウム不足を自覚した雌鶏さんだけが突いて食べます。 雄鶏が好んで牡蠣殻を食べるような事はないでしょうから、心配はないと思います。 もし雄鶏が突いて食べてしまうなら、カルシウム不足の雌鶏さんだけを隔離して与えましょう。

卵を産まない高齢の雌鶏さんや小さなヒヨコちゃんは?
雄鶏と同じく、生きて行くためにカルシウムを必要としますが、卵を毎日のように産む働き盛りの雌鶏さんのようには必要としません。 ヒヨコには、雛用の飼料。 年を取って卵を産まない雌鶏さんには、通常の成鶏向け配合飼料を与えれば良いです。

カルシウム豊富の牡蠣の殻
カルシウム豊富な牡蠣殻
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雌鶏に必要なカルシウム
(数羽の雌鶏さん向けなら、“殻付き牡蠣”を食べたあとの“殻”で十分です)
カルシウムには牡蠣殻
(牡蠣の殻は柔らかいから、ハンマーで叩くと簡単に砕けますよ)
カルシウムには牡蠣殻
(牡蠣の殻は柔らかく、そのまま放置しても雌鶏さんが突いて食べます)

数羽の雌鶏さんなら、刺身用の“殻付き牡蠣”が良い

JA(農協)から20Kg入り牡蠣殻を購入した私ですが、何百羽や何千羽も飼っているわけではないので、流石に多過ぎました(笑)。 雌鶏さんに必要なカルシウム量を調べると「採卵鶏の推奨カルシウム摂取量は、1日に3.8g」とのこと。 1日に4g程度なら、3%以上(20Kg袋に600g以上)のカルシウムを含む配合飼料から、ほとんどを賄えてしまうでしょう。 何かの理由でカルシウム不足に陥った雌鶏さんに、臨時で与えるのが“牡蠣殻”という位置付けになります。 大量に用意する必要はなく、刺身用の“殻付き牡蠣”を食べさせるようになりました。

スーパーの刺身コーナーで、生食用の殻付き牡蠣を販売していることがあります(写真・上)。 殻は1つ100gくらいでしょうか? 大きいものだと200gくらいありそうですね。 そして、柔らい牡蠣の殻は、ハンマーで叩くと簡単に砕けますよ(写真・中)。 数羽だけの飼育なら、刺身で食べた後の殻で足ります。 配合飼料から摂取できて常に与える必要もなく、カルシウム不足の臨時処置だから、1年に5個も殻付き牡蠣を食べれば十分だと思いますね。

ニワトリは、クチバシで突く力が強いです。 牡蠣の殻は柔らかいから、ツンツンして簡単に砕けますよ。 ハンマーで砕いてやっても良いのですが、庭に牡蠣殻を放置しても雌鶏さんはクチバシで砕いて食べます(写真・下)。 我が家の庭には、カルシウム不足を自覚した雌鶏さんが砕いて食べた牡蠣殻が、たくさん転がっていますよ(笑)。

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